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2024年06月28日

県内5月の有効求人倍率は1.13倍

栃木県の仕事を求める人1人当たりの求人数を表す先月=5月の有効求人倍率は1・13倍となり、前の月より0・01ポイント下回りました。ことし3月以来、2カ月ぶりの低下です。

厚生労働省栃木労働局が28日発表したもので、全国では、前の月を0・02ポイント下回る1・24倍で、栃木県の順位は1つ上げて35位です。

県内の新規の求人数は季節調整値で1万3555人となり、前の月と比べて2・1%増えました。

有効求人数は3万8210人で、前の月と比べ0・9%増加しました。 

一方、有効求職者数は3万3720人で、前の月と比べ1・8%増えました。

この結果、職を求める人1人に対し、企業側の求人が何人あるかを示す有効求人倍率は前の月より0・01ポイント下回り1・13倍となりました。

栃木労働局は「雇用情勢は、持ち直しの動きに足踏みがみられる。今後も物価上昇等が雇用に与える影響に留意する必要がある」としました。
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