栃木県は24日、樹木を枯らしてしまう特定外来生物のクビアカツヤカミキリが、益子町で確認されたと発表しました。
益子町での被害確認は初めてで、県内では、これまでに13の市と町で確認されており、今月19日の芳賀町に続いて今回が14例目となります。
県の自然環境課によりますと24日、益子町にあるモモの木1本でクビアカツヤカミキリの被害が確認されたということです。
県はこのモモの木の被害拡散防止対策を施すとともに、県と市・町で、周辺の被害調査を実施し、新たな被害が認められた場合は、防除対策などに取り組むとしています。
県では、今月14日にクビアカツヤカミキリに関する注意を呼び掛けましたが、改めてモモ、スモモ、ウメ、サクラなどの樹木について確認するよう要請しています。