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2024年06月11日

鹿沼市長選政策ビラ、著作権法抵触か

9日の鹿沼市長選挙で落選した候補陣営が配っていた政策ビラのイラストが、人気漫画「スラムダンク」を原作とするアニメ映画のポスターの特徴と酷似し著作権法に抵触する可能性があることが分かりました。

ビラを配ったのは、無所属の新人として立候補し、自民党と公明党が推薦した元県議会議長、小林幹夫氏の陣営です。

政策ビラは「総力結集」の文字にバスケットボールのユニホーム姿の5人が並ぶデザインで、候補者を中心に栃木県が地元の自民党の茂木幹事長ら4人が脇を固め、「あきらめたらそこで鹿沼が終わる」と書かれていました。

著作権法に詳しい弁護士は共同通信の取材に対し、政策ビラの人物の数やポーズ、服装、ゼッケン、それに構図などから映画「THE FIRST SLAM DUNK」のポスターの本質的特徴を感じさせる可能性を指摘しました。

その上で「著作権法の翻案権侵害の恐れがある」と語りました。
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