那須町の河川敷で16日、焼けた2人の遺体が見つかりました。
16日午前7時前、那須町伊王野の河川敷で身元が分からない焼けて損傷している2人の遺体が見つかりました。
県警は、現場の状況などから死体遺棄事件と断定し、那須塩原警察署に捜査本部を設置しました。
警察によりますと、16日午前7時前、那須町伊王野の林道を車で走っていた福島県の男性が、河川敷でマネキンのようなものが燃えているのを見つけました。
その後、男性は那須町内に住む知り合いの男性に、その話をし、話を聞いた男性は現場を確認して、警察に通報したということです。
2人の遺体は全身が燃えており、性別も分からないということで司法解剖して詳しく調べる方針です。
遺体が見つかった現場は、那須町の中心部からおよそ10キロ南東の山あいで、住宅が点在し、近くにはリゾートホテルやゴルフ場もあります。近くに住む90代の男性は「人の出入りが少ない地域なのでとにかく驚いた」と話していました。