栃木県は1日、特定外来生物のセアカゴケグモが県内で確認されたと発表しました。
県の自然環境課によりますと、セアカゴケグモは栃木市千塚町で見つかり、殺処分されました。
成虫のメス1匹で、健康被害はないということです。
また、発見場所でほかにセアカゴケグモはいませんでした。
セアカゴケグモはオーストラリア原産の毒グモで、かまれると強い痛みが生じ、悪化すると吐き気や腹痛などが現れることもあります。
県と栃木市では、セアカゴケグモを見つけても素手で捕まえたり、触らないよう注意を呼び掛けています。
県内でセアカゴケグモが確認されたのは、2021年8月以来、今回で5例目です。