栃木県の仕事を求める人１人当たりの求人数を表す先月＝２月の有効求人倍率は１・１２倍となり、前の月より０・０１ポイント下回りました。

厚生労働省栃木労働局が29日発表したもので、全国では、前の月を０・０１ポイント下回る１・２６倍で、栃木県の順位は39位で変わっていません。

県内の新規の求人数は季節調整値で１万3416人となり、前の月と比べて０・１％減りました。有効求人数は３万9697人で、前の月と比べ０・６％減少しました。　一方、有効求職者数は３万5414人で、前の月と比べ０・３％増えました。

この結果、職を求める人１人に対し、企業側の求人が何人あるかを示す有効求人倍率は前の月より０・０１ポイント下回り１・１２倍となりました。

栃木労働局は「雇用情勢は、持ち直しの動きに足踏みがみられる。今後も物価上昇等が雇用に与える影響に留意する必要がある」としました。