栃木県議会は28日、臨時の会議を開き＝写真＝、73億9800万円を減額する今年度の３月補正予算案など６つの議案が原案通り可決されました。

28日は本会議で、福田富一知事が提出した議案の説明を行った後、議案はそれぞれ所管する常任委員会に付託され、審査が行われました。

そして本会議を再開し、採決の結果、全ての議案が原案通り可決されました。

可決された議案では、2021年４月に那須塩原市で発生した豚の伝染病ＣＳＦ＝豚熱に感染した豚の殺処分にあたっていた県の職員が、けがをした事故で、この職員への損害賠償として331万円余りを支払い和解する議案も含まれています。

また、1947年＝昭和22年５月28日に地方自治法が施行されて初めて定例会が開かれてから、28日の会議で400回となる節目を迎え、議員から「県議会記念決議案」が提出され、全ての議員の賛成で可決されました。県議会では、2009年＝平成21年にも300回記念決議を行っています。