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2021年10月12日

知事次男、公民権停止2年の判決

福田富一知事が当選した去年11月の栃木県知事選で、告示前に投票を呼び掛ける文書を配ったなどとして公職選挙法違反の罪に問われた前の宇都宮市議会議員で、知事の次男の福田陽被告37歳に対し、宇都宮簡易裁判所は11日、罰金20万円、公民権停止2年の判決を言い渡しました。

判決によりますと、福田被告は去年10月25日、福田知事の母校である宇都宮工業高校野球部OB会会員に、選挙で知事に投票するよう呼び掛ける文書を12通郵送しました。

判決理由で、細谷和信裁判官は、争点となっている共謀関係について、福田被告が自らの意思で文書の文案作成に関わり、既に罰金30万円、公民権停止3年の判決を受けている宇都宮市議会の桜井啓一前議長59歳らとの共謀が認められると指摘し、弁護側が「ほう助にとどまる」とした主張を退けました。

一方で「買収などに比べ悪質性は低く、不用意に犯行に及んだ」として検察側が求めていた停止5年の期間を短縮しました。

宇都宮簡易裁判所ではことし5月、罰金20万円、公民権停止3年の略式命令を出しましたが、福田被告は「停止期間が長い」として正式裁判を請求していました。

福田被告は2019年4月、宇都宮市議会議員に初当選し、ことし4月に辞職しました。
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