とちぎボランティアNPOセンターの皆さんが災害ボランティア活動を支援した時に起こった問題の中に、「言語・文化の相違からくる問題」と「様々なジェンダー問題」がありました。
前半は「外国人との協働・共生」をテーマに、アジア学院で被災した外国人の皆さんはじめ、栃木県国際交流協会(TIA)の取り組み、TIA外国人キーパーソンによるボランティア活動を取り上げて、日本人と外国人が共に暮らすために必要なことは何かを考えています。
後半のテーマは、「性的マイノリティの皆さんとの共生」です。災害時、特に目に見えない困り事を抱えている方への配慮が課題となっています。性的マイノリティの皆さんが抱えている不安や悩み、男女共同参画財団やLGBT支援団体S-PECの取り組みを取り上げ、様々なジェンダー問題への向き合い方を考えています。
これらを通して、スクールカウンセラーやキャリア・ジェンダー専門の先生に、これからの社会において、「協働・共生」を実現するために乗り越えていかなければならいことを紐解いてもらいます。
外国人の皆さんにも伝わるよう、音楽は栃木県出身で世界的なサックスプレイヤー渡辺貞夫を使用し、ナレーションはなるべく簡潔にゆっくり話しています。