栃木放送平成21年度第36月期定例番組審議会議事録

 

1開催の日時 平成21611日(火)午前11

 

2開催の場所 栃木放送本社会議室

 

3委員の出席 委員総数9

出席委員6

欠席委員3

 

出席委員名                 委員長           増田仲夫

副委員長          原沢佳子

委  員          鈴木正好

委  員          太田照男

委  員          宇賀神いづみ

委  員          田村澄夫

局側出席者氏名    代表取締役社長       水沼富美男

常務取締役         山口純一

報道制作局長        竹澤一夫

報道制作部長待遇      川島育郎

 

4議  題

(1)“九百九十九日の青春〜小田兄弟の戦争〜”について

(2)その他

 

5議事内容

 (1)“九百九十九日の青春〜小田兄弟の戦争〜”について

     試聴番組:平成21524日(日)10001055放送

     

     審議委員の方々には、あらかじめ番組を試聴していただき、審議会の席では

     制作者による企画意図の説明後、ただちに審議に入りました。

各委員からは

 ○戦争を兄弟愛という視点で番組にしたのはとても新鮮だった。ラジオドキュメンタリーとしては完成度の高い番組だったと思う。

 ○自分も知っている時代なので、こんなふうにまとまっちゃうのかなと思った。

  本音がでてないと感じた。登場人物のかかわりもちょっと分かりにくかったが、さすがに終わりはよくまとまっていて、全体としてはよかった。

 ○取材も丁寧に行われ、構成もいい。ただ、二度聴いてみたが一度目の時は、戦争の怖さ、辛さを淡々と伝える内容に弱さを感じた。もう少し反戦のイメージや喪失感がでても良かったと思う。

 ○聴く時間帯によって、受ける印象は違うだろうが、何を訴えたいのかと思った。兄と弟の手紙のやり取りが柱になっているが、検閲下では本音がでない。

  紙一枚で召されるやりきれなさをもっとだして欲しい。とてもフラットに感じた。

 ○今までにない良い番組だと思った。淡々とフラットに進めるところが逆に良く、ドキュメントなのだから、勝手な解釈や反戦の色はついてないほうが良い。

 ○制作者も、意図的に抑えたと思う。反戦を大上段に構えないで作られた番組はなかなかない。あまりイデオロギーがはいると、コントロールされてしまう。

 ○私は逆に戦争は悲惨ということを強くだすべきだと思う。誰も戦争が良いという人はいない。

 ○小さな事実を淡々とつづることで、判断は聴く人にゆだねて良いと思う。

 ○国民にとって、家庭にとって悲劇ということは伝えるべきだ。番組のタイトルは“九百九十九日の青春”。“千日に一日足りない”という良いタイトルだ。

 ○戦争をテーマにした番組はたくさんある。制作する人間によって切り口が違い、制作者の意図によって見る側・聴く側に違いがでる。これがおもしろい。

  ラジオは絶えず聴くわけではないので、一度だけの放送ではなく、時間帯を変えくり返すことが必要だ。

 ○いいテーマを取り上げたと思います。聴く人へのインパクトは強いと思う。それだけにいろいろな声がでると思う。

 ○普通の家庭で、普通にある日記をもとに、こういう番組を作ったのがすばらしい。

      などの意見が交わされました。

 

当社としては、これらの意見をもとに、今後の番組作りに取り組んでいきたい旨を、各委員に伝えました。

(3)その他

21年度第47月期の審議会開催日を決めて閉会。

 

※6月1日より番組審議会委員の坂本昌二氏が退任し、新しく佐藤正典氏が就任しました。